統合失調症治療薬「ゼプリオン」問題について
昨月の新聞報道によると,精神疾患の患者支援に取り組むNPO法人「地域精神保健福祉機構」が,統合失調症の治療薬「ゼプリオン」について,2013年11月の販売開始以降の死亡報告が85人に上っているとして,厚生労働省に原因究明を求める要望書を提出したとのことです。
(日経記事のリンクhttp://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21HBE_R20C16A6CR8000/ )
ゼプリオン」は注射薬で,販売開始後に死亡報告が相次いだことから,厚労省は14年
4月,製造販売業者に添付文書の使用上の注意を改訂するよう指示しました。
この14年4月の厚労省の指示の報道を受けて,当研究会では,「ゼプリオン」の問題
を例会の研究テーマに取り上げました。
14年5月23日のこのブログでは,この時の例会の紹介をしています。
この14年4月の厚労省の指示の報道を受けて,当研究会では,「ゼプリオン」の問題
を例会の研究テーマに取り上げました。
14年5月23日のこのブログでは,この時の例会の紹介をしています。
あれから2年が経過しましたが,その後も「ゼプリオン」に関連する死亡報告が増え続けていることは看過できないといえます。
当研究会では,今後もこの問題を注視していきたいと考えています。
弁護士 武谷 元
医療事故研究会HP http://www.iryoujiko.net
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