2019年3月12日 (火)

医療事件に取り組むにあたって

 私は弁護士業務として医療事件だけを扱っているわけではありませんが、20年以上にわたって常に継続して医療事件に関わってきました。

 医療事件の特徴として感じているところを簡単に述べさせていただくとすれば、①病気や怪我を直してくれるはずのところで、逆に死亡や後遺症等の悪い結果が発生し、患者本人やご家族からすれば、全く想定外の裏切りという思いが生じていること、②これにより、病院関係者の言動全てに対して不信感や疑いを抱いてしまうこと、③その結果、病院に対して言いたいことが数多く生まれ、弁護士としても法律問題に淡々と取り組むというだけでは十分な対応とは言えないことがあります。

 医療事故相談については、予定された時間を超過することが多いですが、患者本人やご家族のために少しでもお役に立てればと思っています。

                    弁護士 上田 正和

2019年2月 8日 (金)

安田講堂事件から50年経って思うこと

 1月19日朝、テレビが、東大安田講堂に機動隊が導入された日から50年と報じていました。安田講堂の占拠は、1968年インターン制度廃止を軸とした研修医の待遇改善運動の中で発生した医局員と学生の衝突を理由に大学当局が学生のひとりを誤認処分をしたことが契機ではじまったと聞いております。医療事故研究会は、1969年の安田講堂事件の後、同事件をはじめとする闘いの中で逮捕された学生の弁護をした弁護士と医学部闘争にかかわった医師との間で勉強会をするなかでできました。

 それから50年、医師の待遇改善はすすんだのでしょうか。この間、新しい医療機器は開発され、普及しました。医学的研究もすすみました。しかし、東大闘争において問題とされた、研修医や病院勤務の医師の待遇は改善されたのでしょうか。50年前とあまりかわらないのではないかと思います。

 アベノミックス政策の一環として働き方改革実行計画案が出されて、平成29年3月28日「働き方改革実現会議」の決定にもとづき、厚生労働省は「医師の働き方改革の検討会」を設置して平成31年1月11日、医師の長時間労働の実態をふまえて「医師の労働時間短縮に向けた取り組み」として2024年4月から医師の労働時間の上限を一般勤務医には休日労働を含めて960時間とする。特例として救急や在宅医療で緊急性の高い医療に対応する全国の施設などに限り上限1900~2000時間を認めるとの案をだしました。この背景には、現実には、緊急性の高い医療を行っている現場の医師は1900~2000時間働いている現実があります。これを特例としないと緊急の現場はまわらないのです。しかし、これでは、医師の長時間労働を是認したことになっても、医師の労働時間を短縮したことにはなりません。緊急の現場で働く医師の不足のなかで、医師の労働時間の短縮をどう実現するか、難しい問題です。

 日常の1日8時間の勤務にプラスして休日を含めて1900時間~2000時間残業をするとしたら、どうゆうことになるかざっと計算をしてみました。1年365日は、8760時間です。この内1日8時間寝るとして2920時間、正規の勤務として1日8時間働くとして2920時間、残りが2920時間、このうち1900時間から2000時間残業をするとしたら1020時間から920時間しか残りはありません。これを365日で割ると1日あたり2時間79分~2時間52分、この中には通勤時間も含まれます。通勤時間を引いたら、食事、入浴時間など生活に最低必要な時間しか残りません。他に何かをしようとしたら睡眠時間を削るしかありません。患者に直接接する医師に時間にゆとりのある生活の保障がなければ、本当に良い医療は行われません。一部の医師の犠牲的長時間の働きにより維持されている日本の医療の現場の改善が必要です。医学部の受験において、男女差別を行った大学を擁護するつもりはありませんが、卒業後、長時間でも自由に働かせることができる男の医師を附属の大学病院に勤務させたいとの大学の本音もわかります。しかし、問題は、一部の男の医師、に、犠牲を強いて働かせることではなく、ゆとりをもった時間がもて、男、女ともに平等に働ける勤務体制をつくることです。

 亡くなった原因は別ですが、私は、自分の時間をさいても、良心的な活動をされていた医師が、若くして亡くなつたケースに何件かであっています。

 政府は、ライフワークバランスとの名のもとに、働き方改革のキャンペーンをしていますが、企業側の要求ではなく、本当に働く者のことを考えているのか疑問に思っています。

                                弁護士 伊藤 まゆ

 

2019年1月 8日 (火)

医師と弁護士,専門職として成長する責任

  もう30年以上前,司法研修所を卒業する直前に,公式の日程として,教官や同期生との会食の機会があった。私と同じテーブルにいた裁判官として任官予定の女性修習生が,「これからも毎日勉強で大変だ。」と,少し冗談めかして発言した。するとそれを聞いていた裁判官の教官が,「毎日勉強を続けることと,後進を指導することは,専門職として当然のことだ。だからこそ専門職なのだ。」との趣旨のことを言った。

 その後数年して,上記女性裁判官が研修で東京に来た際,拙宅に泊まり,四方山話をする中で,「裁判官より弁護士の方が育成に時間がかかるって部長(法廷では裁判長)が言ってた。10年はかかるって。羽賀さん,大変だね。」と言った。私は,当時(今も)は,文字通り成長の途上にあったから,「なるほどね。」と聞いていた。

 その後,ご家族が医療過誤に遭われた医師が依頼者となった事件があり,せっかくなので,被告側証人の医師の証人尋問の中,短時間だが直接尋問してもらった。証人の医師が,ご自身に相応のキャリアがあるとの趣旨の答えをした際,私の依頼者である医師が,「そうは言っても最初の10年のローテート(勤務する病院や診療科を異動すること)の仕方により,同じキャリアでも全然違う。」と反論した。

 やはり10年である。最初の10年が特に大切というのは,医師も弁護士も共通らしい。

 ただ,冒頭の裁判教官の話のとおり,専門職として仕事をするからには,日々の勉強を怠ることはできない。

 日頃医療過誤事件を担当して,病院に行けば治って当たり前,悪い結果になれば医師のミス,と考えている方があまりにも多く,医療機関は大変だなあ,と思っている。もちろん,そうした方々に対しては,きちんとそうではない旨説明している。

その点,訴訟に限って言えば,どちらかに悪い結果となるのは最初から分かっているので,弁護士の方が力量不足が分かりにくいかもしれない。だからこそ,なのであるが,自らをきちんと育てていくことは大切だと思う。残念ながらそうではない弁護士の仕事ぶりを,最近身近で見て驚いたことがあったので,改めて考えてみた。

しかし,自分は違うと言えるのか,答えを考える前に,そうならないよう前進するしかないだろう。この仕事を続けていくというのならば。

 医療過誤に遭ったと思っておられ,専門職に失望し,それでもこれから弁護士を探さねば,と思っておられる方に,弁護士はこんなことを考えているという参考になれば。

                                     弁護士  羽賀 千栄子

2018年7月31日 (火)

ガイドラインを踏まえた上での個々の患者に即した治療の重要性

医療事故研究会においては、定期的に、講師の方をお招きしてお話をお伺いし、会員の知識研鑽を行っております。

先日は、消化器外科のドクターをお招きし、お話を伺う機会がありました。

そのお話の中で、「ガイドライン」に従った治療と、個々の患者さんの身体状態に即した治療との間で、医師として悩む場面があるとのお話がありました。 

「ガイドライン」とは、「診療上の重要度の高い医療行為について、エビデンスのシステマティックレビューとその総体評価、益と害のバランスなどを考量し、最善の患者アウトカムを目指した推奨を提示することで、患者と医療者の意思決定を支援する文書」などと定義づけられていますが、もっと簡単に述べると、さまざまなデータ等を踏まえて専門家が議論をし、有効性と安全性を検討した上で、望ましい治療法あるいは標準的な治療法を示したものであり、各学会から発表されています。

このようなガイドラインがあることによって、医師の学習や経験によるばらつきを解消し,場所等を問わず標準的な治療を受けられるようになりますから、患者にとって、とても重要なものといえます。 

しかしながら、例えば「癌」という病気であることは共通であるとしても、その身体状態や併存疾患の有無等は、患者ごとに全く異なっています。そして、ガイドラインは、そのような個別の状態にまで配慮したものとはなっていません。

ですから、現場の医師としては、ガイドラインを踏まえつつ、個別の患者さんにとってベストな方法を模索することになり、この点にとても悩み、心を砕くというお話でした。

このように個々の患者の状態に心を配ってくれる医師がいてくれるということは、患者としてとても心強いことだと思います。

ただ、患者としては、果たして自分の主治医がどのような考えに基づいて治療を行っているのかという点は、直接医師から話を聞かないとわからないことだと思いますし、その点について医師と患者との間に共通認識がない場合は、それが紛争の原因となる可能性が高くなってしまいます。

ですから、患者として、あるいは患者の家族として、何か治療方針に疑問があるという場合には、積極的に医師とお話をして、疑問を解消されることをお勧めいたします。 

                        弁護士 大城 季絵

2018年1月30日 (火)

医療過誤訴訟の地方出張

私が医療過誤訴訟を手掛けるようになったのは,弁護士になり最初に就職した事務所が合わずに1年で退職した後に,紹介された事務所が,医療過誤を多く扱っていたからである。

 それまで,医療過誤事件に特に興味があったわけではないが,勤務弁護士としてまじめに仕事はしていたと思う。医療事故研究会は,所長が色々な弁護士と組んで仕事をした方が良いと入会を勧められた。

その事務所も地方の方から医療過誤事件の依頼を受けることが多く,所長と一緒に北海道や山形へ出張した。そして,所長が出張を楽しむ方だったので,高級温泉旅館などの宿泊が伴った。しかし,宿泊の多くは出廷時間の関係で前泊だった。所長の方針で就職した直後から医師の証人尋問を担当していた私は,成功する目処も立たない中,緊張していてあまり楽しめなかった。

しかし,その後一人で出廷するようになると,所長からは翌日観光してきても良いと言われ,事務所の費用で豪華な観光旅行もさせていただいた。

当時は弁護士になり2,3年目だったので,弁護士の仕事のペースがあまりわかっておらず,弁護士はこうして優雅に仕事をするものなのか,とも思ったが,根がワーカホリックなので,あまりしっくりこなかった。

その事務所には4年いた後,独立して現在に至るが,独立後,宿泊を伴う地方出張は,医師の都合で医師との打ち合わせと証人尋問が別々の日になってしまったときの一度だけであったと思う。

日本全国日帰りできない所はないと思うし,高知の午前10時の法廷も,暗いうちから当日行った。

しかし,一昨年新潟の方から医療過誤事件を頼まれ,何度か新潟地裁へ通ってから,もう少しゆっくりするのもいいかな,と思うようになった。

新潟市は私の出生地で,生後数年間住んでいた。そのせいで,そこの空気が懐かしく,そこでの時間が心地よかった。帰りの駅で見かける笹団子も,祖母から良く送ってもらったな,とか思いを馳せ,繁華街を通ると,幼い私はここを歩いたことがあるのだろうか,などとあれこれ考えた。

幸か不幸かその訴訟は数か月で和解となったが,その依頼者の紹介の方の事件で来月また新潟へ行く。

たぶん私はまたすぐ事務所に戻り,カリカリ仕事をするのだろうが,懐かしい場所で優雅な1日を過ごす可能性も残しておきたいと思っている。

                   弁護士 羽賀 千栄子

2017年12月 5日 (火)

証拠保全の事由について

最近、証拠保全の申立てを行いました。証拠保全は、医師や医療機関によりカルテが改ざんされるおそれがあるような場合に行うもので、代理人弁護士と裁判官らが医療機関に赴いてその場でカルテ等の開示を受ける手続です(医療機関は、証拠保全手続が行われる1時間から1時間30分くらい前に初めて証拠保全手続が実施されることを知らされます。)。

証拠保全の申立てにあたっては、「あらかじめ証拠調べをしておかなければその証拠を使用することが困難となる事情」(民事訴訟法234条)を疎明しなければならないとされています(民事訴訟規則1533項)。

この「あらかじめ証拠調べをしておかなければその証拠を使用することが困難となる事情」とは、証拠(カルテ等)の廃棄、紛失、改ざん等のおそれがある場合を意味し、ここでいう「おそれ」は、一般的・抽象的なものでは足りず、個別的・具体的なものが必要とされています(東京地判平成10827日等)。

具体的には、①医師に改ざんの前歴がある、②医師が患者側から診療上の問題点について説明を求められたにもかかわらず相当な理由なくこれを拒絶した、③前後矛盾ないし偽の説明をした、④ことさらに不誠実又は責任回避的な態度に終始した等の事実をもとに、改ざん等の具体的なおそれがあると主張していくことになります(広島地決昭和611121日。その他、東京地裁の裁判官が執筆されている『証拠保全の実務』など)。

弁護士としては、以上のような裁判例や実務の運用を前提として、ご相談者が医療機関に対して不信感を抱くに至った経緯や理由などを確認し、改ざん等の具体的なおそれがあるといえそうかどうか検討することになります。

最近は、電子カルテシステムを利用している病院も多いように思いますが、電子カルテについても改ざんが可能な場合があり、「一般論としては、電子カルテであることのみを理由にして、改ざんのおそれの存在を否定するのは難しい」(『電子カルテの証拠保全について』判例タイムズ13298頁)と言われています

ですので、電子カルテの場合も含め、改ざん等の可能性があると思われる場合は、その旨ご相談いただければと思います。

                                           弁護士 品谷圭佑

2017年11月 2日 (木)

全国交流集会

1027日、28日に、「医療問題弁護団・研究会 全国交流集会」が東京で開催されました。

Drphoto20171027_3 当研究会からは、専門家の医師をお招きして「高齢者に潜む怖い障害 廃用症候群」という演題でご講演いただいた後、当研究会会員の弁護士から高齢者特有の医療リスクや高齢者の手術適応、検査、薬剤投与等に関する裁判例を報告しました。

私も報告者の一人として関与しましたが、具体的な事件を離れて、あるテーマについて裁判例等を調査・研究する時間はなかなか取れないこともあり、今回は勉強する良い機会をいただいたと思っています。

今後もこうした活動に積極的に取り組み、研鑽を積みたいと思います。

 弁護士 品谷圭佑

 

 

2017年9月21日 (木)

全国交流集会について

 毎年1回、本研究会のような、全国各地にある医療事故問題をあつかう弁護士の任意団体が集まって交流集会を開催しています。交流集会では、各地の医療問題を扱う弁護士が集まって、テーマを決めて研究発表したり、意見交換をしたり、あるいは、医師を招いて、専門的な話をうかがったりしています。開催地は、その年ごとに異なるのですが、今年は東京で行われ、本研究会からも発表を行います。テーマは、日本の高齢化にともなって、最近テレビなどでも話題になっている老人性廃用症候群の他、高齢者の医療事故などについてです。老人性廃用症候群について専門家の医師をお招きしてご講演いただくとともに、研究会所属の弁護士らが高齢者の医療事故裁判例などを調査した結果を発表します。このように、当研究会では、全国の弁護士らと協力して、幅広く研鑽をかさね、相談に来られた方に的確な対応ができるようにしています。

                          弁護士 東 麗子

医療事故研究会HP http://www.iryoujiko.net

2017年8月25日 (金)

医療水準について

先日、体重1500グラム以下の状態で人工心肺の装着を受け、その後、生後半年ほどで再度人工心肺装置を装着した上で心臓の手術を受け、無事退院したというニュースに触れました。

大切な命が救われたことは大変喜ばしいことであり、なにより、ご両親をはじめとするご家族の気持ちを思うと、よかったなあと心から思います。

そして、同時に、医療・医学の進歩に驚かされ、とても感心しました。

体重が1500グラム以下の赤ちゃんについては「超低出生体重児」とよばれていますが、「生出生体重児」といわれる、いわゆる標準的な赤ちゃんの体重が2500グラム以上4000グラム未満であることを考えると、かなり小さな赤ちゃんであることは、お分かりいただけると思います。そのような体の小さな赤ちゃんの、しかも心臓の血管の手術を、人工心肺を装着する形で行うことが可能になったわけですから、医学の進歩は目覚ましいものだと思います。

ただ、新規の治療法を受ける場合には、一定のリスクが存在することも事実ですし、患者の立場に立てば、「自分が受診した医療機関が、新規の治療法を前提にして診療を行う義務を負っているのか」、「新規の治療法を前提にして診療が行われていれば病気が治癒していたのではないか」という点が気になるところではないかと思います。

この点問題になるのが、医師の注意義務の基準となる「医療水準」です。

この医療水準に関し、判例では、「ある新規の治療法の存在を前提にして検査・診断・治療等に当たることが診療契約に基づき医療機関に要求される医療水準であるかどうかを決するについては,当該医療機関の性格,所在地域の医療環境の特性等の諸般の事情を考慮すべきであり,右の事情を捨象して,すべての医療機関について診療契約に基づき要求される医療水準を一律に解するのは相当でない。そして,新規の治療法に関する知見が当該医療機関と類似の特性を備えた医療機関に相当程度普及しており,当該医療機関において右知見を有することを期待することが相当と認められる場合には,特段の事情が存しない限り,右知見は右医療機関にとっての医療水準であるというべきである。」と判示されています(最二小判平成7年6月9日民集49巻6号1499頁)。

なかなか分かり難いかもしれませんが、上記判例の内容をごく簡単に述べると、医療水準は全国一律に決まっているわけではなく、平均的医師が現に行っている医療慣行のとおりに治療を行ったからといって必ずしも医療水準を満たしているわけではない、医療水準に関しては、医療機関の性格や所在地域の医療環境の特性等の諸般の事情を考慮して判断すべきであるということです。

患者さんにとっては、病気が治癒し、なにも問題が発生しないことが一番ではありますが、もし、皆様のなかで、ご自身の治療方法等に疑問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、当研究会でお話をお伺いすることもできますので、ご連絡ください。

                                 弁護士 大城 季絵

医療事故研究会HP http://www.iryoujiko.net

2017年8月 8日 (火)

医療事件の個別性について

1. 法律事務家である弁護士の業務の中心は、個別・具体的な案件(例えば、AさんとBさんの間で、〇〇〇〇をめぐって紛争となっている。)を解決するというところにあります。最近は、企業法務や社外取締役等において、やや一般的な法的スキームに関わることも増えていますが、その場合にも、会社ごとや案件ごとの個性があります。

2. 医療事件についていえば、案件ごとの個別性の程度(事案による違い)は、他の案件よりもさらに大きいと感じられます。1人ひとりの身体の状況(病状)や、それに対する医療措置、その後の状況の変化は、決して同一ではありません。医療技術の進歩と医療の細分化がこれに拍車をかけています。

 従って、医療事件を何年も取り扱っていると、多少は蓄積ができてきますが、その都度、新鮮な気持ちで取り組まなければなりません。

 相談者の中には、「新聞で私の親と同じケースについて病院の責任が認められていた。」とおっしゃる方がおられ、そう思うのも無理はありませんが、弁護士としては、案件ごとの個別性を分かっていただいた上で、相談者と共に戦っていくことになります。

                  弁護士 上田 正和


医療事故研究会HP http://www.iryoujiko.net


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